初心者が確実にLPIC Level1に受かる戦略と勉強方法

Linuxを触ったことがない。名前しか聞いたことがない。という人がLPIC Level1を取得するためには、2週間かつ、約40〜60時間勉強する必要があると考えています。ここで大切なことは、満点をとる必要はないんです。約65%の正答率で合格することが可能です。出題されるのは約60問なので、40問くらい正解すればいいんです。3割は捨ててもOK。

試験は101と102に分かれていて、両方に合格して初めてLPIC Level1を取得したことになります。これは1回の試験の出題範囲が狭くなってラッキー。ただそれだけです。お互いの問題に関連性はないので、101を受けるときは101の範囲だけ勉強すればいいんです。サンキューシステムとでも呼びましょう!

受験の目的

受験を考えているその瞬間のあなたは意識高いと思います。ぜひそのいい状態を維持していきたいですよね。そのためには受かった後のことも考えましょう!受験の目的がモチベーションの維持やコスパのいい学習を実現すると思ってます。ぼくの場合は以下3つです。

1.Linuxってオシャレじゃね?

 

2.Webアプリケーション作ってみたいんだけど

 

3.年収上がるっしょ!

 

 

LPIC Level1に受かるための6つの戦略

実際に受かった時に自分がやっていたことや、スタンス、モチベーションを維持するための戦略をまとめました。

1.スタンスは短期決戦

ダラダラ勉強する必要はありません。さっさと受かっちゃいましょう。「実際に使えるようにならないと受かっても意味ない。」「定着させないと。」などという人がいますが、無視しましょう。受けたことない人、取得していない人には発言権はありません。厳密には権利はありますが、説得力がありません。時間の無駄なので無視です。

2.1日2時間以上勉強する

1日2〜3時間勉強しましょう。結局のところ暗記です。効率良く覚えるには、忘れる前にやり直す。の繰り返しが大切です。出社前の朝1時間、帰宅後の夜2時間が個人的にはやりやすかったです。せっかく覚えたものを1週間も放置していたら忘れます。確実に。どんどんやりましょう。たかが2週間です。一気にやりましょう。

3.参考書にかかる費用は考えない

参考書はだいたい3000円くらいします。社内で借りる。同僚に貸してもらう。古本屋で、ネットで買う。なんでもいいので今すぐ買っちゃいましょう。何種類かありますが、気になるなら全部買っちゃいましょう。短期的に考えると、正直高いです。悔しいです。ただ、買うかどうか考えてる時間。参考書を比較している時間がもったいないです。2週間後に同僚に貸してもらえる。だったら今すぐ本屋に行きましょう。即決することは時間も買ったことになります。悩めば悩むほど、参考書はコスパ悪くなります。

4.いずれLPIC Level2も受ける→関係ない

LPIC Level1を持っていなくても受けられます。ただし、持っていなければLevel2には認定されません。そういうことは置いといて、出題範囲が全く違います。関連性無いです。別物。つまりしっかり定着させないと今後の試験で苦しむとか考えません。定着するとかしないとかは受かってから考えましょう。

5.全60問中3割は捨てていい

さっぱりわかんないとか、調べてみたけどイメージしにくい。そういう問題は捨てましょう。LPIC Level1とLevel2は関連性無いです。つまり、捨ててもこの先出会うことはないです。これを理解してないと、Level2は理解できないとかないので断捨離しましょう。最初にざっくりとどれを捨てようかな。という視点で全体に目を通しましょう。次に、わからなくてもちょっと調べてみましょう。あとは取捨選択で、捨てるもの3割を決めましょう。仮に捨てても、ふと理解できることがあります。その時はやりましょう。最初は断捨離です。

6.結局何をしたいの?

常に問いかけましょう。101試験は結局Windowsで言うところの、「ファイルとかフォルダを操作方法は?」みたいな問題がでると思います。それをPC詳しくない親に対して、ゆっくりと解説していく。ような試験です。要はPCに電源を入れて、ファイルを操作する。これを問われるだけです。勉強の進め方として、PCの電源を入れて今どの段階か?何をしたいのか?を常に意識しましょう。けっこうこれ大事です。

勉強の進め方&おすすめ参考書

101試験

(1)

(2)

102試験

(1)

(2)

 

 

 

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